レンタルオフィス利用のリスクとは?

「ビジネス用にオフィスを構える」と言葉にするのは簡単ですが、いざ実践するとなると本当に大変です。手続きはもちろん、思っている以上にお金がかかってしまうということで挫折してしまう方も少なくありません。

しかしながら、そういった中で登場したのがレンタルオフィスです。手続きも簡単で、かなり良心的な価格でオフィスをレンタルすることができます。

オフィスを構えたいという方にとっては朗報ですし、本当にありがたいのですが、だからといってレンタルオフィスにまったくリスクがないわけではありません。というのも、レンタルオフィスを利用していることを知られてしまうリスクがあるのです。

例えば、ビジネスをする上でSNSやブログなどでの発信をしている方も多いでしょうし、ホームページの会社概要に記載するかと思います。そういったところから、レンタルオフィスを利用していることを知られてしまうこともあるのです。

こういったリスクがあるということを理解した上で、レンタルオフィスを上手に利用していくようにしましょう。リスクを理解しておけば、そのリスクを回避することもできるのです。

副業で勤務先にばれる理由と予防方法

レンタルオフィスを利用しての副業が勤務先にバレてしまうこともあります。その理由と予防方法についてお話ししていきましょう。

【理由】

勤務先に副業のことを知られたくないからレンタルオフィスを利用しているという方も多いでしょう。ただ、レンタルオフィスを利用していても勤務先に副業のことがバレてしまうことがあります。

というのも、副業で収入があった場合、確定申告をすると住民税が上がるかと思います。上がった住民税から経理部経由で副業のことが勤務先にばれてしまうということもあるのです。

【予防方法】

副業で勤務先にバレないようにするためにも、予防方法を知っておきましょう。

というのも、その副業で得られる収入が少ないうちは代表の名義を他の人にしておけばいいのです。家族でもいいでしょうし、ビジネスパートナーがいるのであればそのパートナーでもいいでしょう。

顧客にレンタルオフィスだとバレる理由と予防方法

ビジネスにおいて重要な顧客ですが、その顧客にレンタルオフィスであることがバレてしまうことがあります。その理由と予防方法についてお話ししていきましょう。

【理由】

顧客にレンタルオフィスであることがバレてしまう理由としては、実際にその顧客がオフィスまで足を運んでくるということが挙げられます。これは大いにあり得ることでもあります。

直接伝えたいことがあってオフィスまで足を運ぶこともあるでしょうし、調べたら近くだったので何となく寄ってみたということもあるかもしれません。

また、住所を調べたときに同じ住所を使っている会社が他にもあるというところからレンタルオフィスであることが顧客にバレてしまうこともあるでしょう。何でもインターネットで調べられる時代だからこそ、バレる可能性が高くなっているのです。

【予防方法】

顧客にレンタルオフィスであることがバレないようにするためには、秘書が常駐しており、きちんとした対応ができるレンタルオフィスを利用することです。要は、きちんとした対応をしてくれるレンタルオフィスを利用することが予防方法になるのです。

秘書が常駐しており、そこできちんとした対応をしてもらえれば顧客の不安感も消えるのです。もちろん、こういった顧客に関する動きを逐一報告してくれるということも大切です。

取引先にレンタルオフィスだとバレる理由と予防方法

顧客と同じくビジネスにおいて重要な取引先なのですが、その取引先にレンタルオフィスであることがバレることがあります。その理由と予防方法についてお話ししていきましょう。

【理由】

取引先にレンタルオフィスであることがバレてしまう理由は、やはり顧客のケースと同じです。というのも、取引先の方が実際にオフィスまで足を運ぶということがあるのです。

特に、ネットショップなどのビジネスをしている方の場合、仕入れ元がオフィスに足を運ぶというケースが少なくないようです。ついでの挨拶といったところなのでしょうが、だからこそ予想がつかないのです。

【予防方法】

取引先にレンタルオフィスであることがバレてしまわないようにする予防方法としては、レンタルオフィスの住所とは別に実際に業務をおこなっている場所の連絡先を伝えておくということが挙げられます。そうすれば、レンタルオフィスのほうに足を運ぶ可能性もぐっと低くなってくるでしょう。

ただ、ビジネスにおいては信頼というものが大切です。そういった意味では、最初からレンタルオフィスを利用しているということを伝えておくというのもひとつのアプローチと言えるでしょう。

金融機関にレンタルオフィスだとバレる理由と予防方法

融資をしてもらう際に嫌でも意識するのが金融機関なのですが、金融機関にレンタルオフィスであることがバレてしまうことがあります。ここでは、その理由と予防方法についてお話ししていきましょう。

【理由】

金融機関にレンタルオフィスであることがバレてしまう理由というのは、やはり訪問です。というのも、ビジネスをするにあたって金融機関からの融資をお願いする場合には、審査の一環として会社の登記住所へ訪問をすることがあるのです。

レンタルオフィスだと融資が難しくなると考えて、融資をお願いする際にレンタルオフィスであることを隠す方も少なくありません。しかしながら、それは逆効果です。

「実はレンタルオフィスでした」ということになってくると、信用がなくなってしまいます。信用がなくなれば、融資は難しくなるでしょう。

【予防方法】

金融機関にレンタルオフィスであることがバレないようにするための予防方法というのは、特にありません。ただ、だからといってガッカリする必要はありません。

というのも、金融機関には最初からレンタルオフィスであることを伝えておけばいいのです。レンタルオフィスを利用している方というのはかなり増えていますし、その中にはレンタルオフィスであることを伝えた上で金融機関から融資してもらっているという方もいるのです。

金融機関の方であれば、レンタルオフィスの存在は知っているでしょう。レンタルオフィスであることがマイナスになると思い込んでいる方も多いようなのですが、実際のところはそうでもないのです。

実際に業務をしている場所があるなら、その連絡先を金融機関に伝えておくことによってより信用も得られるでしょう。電話での確認が必要になるケースもあるでしょうから、そういったことも想定して電話対応のできる秘書が常駐しているレンタルオフィスを選んでおくと安心です。

公的機関にレンタルオフィスだとバレる理由と予防方法

ビジネスをするとなると、やはり公的機関とのやり取りも発生してくるものです。ここでは、公的機関にレンタルオフィスであることがバレてしまう理由と予防方法についてお話ししていきましょう。

【理由】

公的機関にレンタルオフィスであることがバレてしまう理由としては、許認可の手続きなどが挙げられます。許認可の手続きなどの際には、やはり実際に必要なスペースを確保することができるのかといったところを確認しに来るものなのです。

もちろん、許認可の手続きなどが必要ないケースもあるでしょう。ただ、実際にその場所を確認する必要が出てくると、そこでレンタルオフィスであることがバレてしまうのです。

【予防方法】

公的機関にレンタルオフィスであることがバレないようにするための予防方法というのは、特にありません。ただ、こちらに関してもガッカリする必要はありません。

というのも、公的機関に対しては最初からレンタルオフィスであることを伝えておけばいいのです。その上で、レンタルオフィスとは別に業務をおこなう場所の連絡先なども伝えておくようにしましょう。

公的機関に提出するものには実際に業務をおこなう場所を記載し、名刺やホームページなどにはレンタルオフィスの住所を記載するといった使い分けもひとつのアプローチです。

家族にレンタルオフィスだとバレる理由と予防方法

家族にレンタルオフィスであることがバレてしまうこともあります。その理由と予防方法についてお話ししていきましょう。

【理由】

家族にレンタルオフィスであることがバレてしまう理由として挙げられるのが郵便物の転送です。転送先を自宅にしてしまうことによって、家族に見られてしまうこともあるのです。

レンタルオフィスをあまりよく知らないご家族であれば、「本当に大丈夫なの?」と不安になってしまうこともあるかもしれません。特に、もともとそのビジネスに家族から反対されていたのであれば、そこから揉めてしまうこともあるでしょう。

【予防方法】

家族にレンタルオフィスであることがバレないようにするための予防方法としては、郵便物の転送先を自宅以外のところにするということが挙げられます。ビジネスパートナーがいるのであれば、そのパートナーのところに転送するといいでしょう。

また、レンタルオフィスで直接受け取れるようになっているところを選ぶのもいいでしょう。もちろん、どちらにも対応してくれるレンタルオフィスが理想的です。

まとめ

レンタルオフィスであることを知られたくないという方もいるかもしれませんが、今はレンタルオフィスが世間一般にも認知されていますし、利用者も増えています。レンタルオフィスであることがネックになることはあまりないでしょう。

バレない予防対策をするよりも、最初からレンタルオフィスであることを打ち明けておいたほうが楽かもしれません。

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