ソーシャルディスタンスが確保されたレンタルオフィスの条件

コロナと向き合うようになって早半年が経とうとしています。

コロナ前の生活には戻ることが難しい中、我々はコロナと向き合いながら生きていかなければなりません。

人が一堂に会する店舗や事業所ではコロナ対策としてのマスク着用、アルコール消毒、3密の回避といったものに加え、ソーシャルディスタンスの確保を行うことが当たり前となっています。

レンタルオフィスにおいてもそれは例外ではありません。しっかりとした衛生管理やコロナ対策が利用者の健康を守るだけでなく、運営継続に向けた活動の一つとなっています。

しかし、すべてのレンタルオフィスがきちんと対策が取れているかと言うとそういうわけではありません。中にはソーシャルディスタンスを保つことが出来ず、密な状態を作りだしているレンタルオフィスもあるのではないでしょうか?

緊急事態宣言解除以降、テレワークやサテライトオフィスとしてレンタルオフィスを利用する人や、都心部のオフィス契約を解除しレンタルオフィスをベースにする企業も増えてきています。その際に気になるのは社員のコロナ感染防止や健康管理です。

今回は、ソーシャルディスタンスをきちんと確保するためのレンタルオフィスの条件ついて見ていくことにしましょう。

3密、きちんとわかっていますか?

コロナ禍で生まれた言葉に「3密(3つの密)」がありますが、密閉、密集、密接した環境を3密と呼び、これらの状況を作り出さないことがコロナ感染を防止するのに有効だと言われたことから広まりました。

密閉:密閉した空間とは窓や扉が締め切られた状態の空間を指し、ビジネスの場においては会議室やオフィスなどがこれに当たります。仕事以外の場ですと、カラオケボックスなど飛沫が飛び交う可能性が高い場所も密閉空間の一つです。

密集:密集したスペースとは、電車の中やテーマパーク、ショッピングセンターなどの公共の場で人が行き来する場所がこれに該当します。

密接:非常に近い範囲で人と話をする、触れ合うといった行為が伴うもの、その他運動などを指します。学校や飲食店、接客を伴う場所などが該当します。

この3つの密を避けることによりコロナに感染するリスクが減るとされ、現在でも3密回避の対策が様々な環境下で行われています。

  • 密閉を避けるためには、窓や扉を開放しておく、適度に換気を行う
  • 密集を避けるためには、営業時間の短縮や休館処置、席の一つ飛ばし、アクリル板の設置
  • 密接を避けるためには、時差出勤、テレワーク業務、オンラインミーティング

 

ソーシャルディスタンスとは?

次にソーシャルディスタンスについてですが、日本語だと「社会的距離」と訳します。
一般的には1.8m~2mほどの距離を保ちながら社会生活を行うことを指します。なぜこの間隔を開けるのかということですが、一般的には咳をすると2m程度飛沫が飛ぶとされています。このようなことから、厚生労働省は対人距離を2m程度空けることを推奨しています(スペースが取れないところでは1m)。

たとえばコンビニエンスストアやスーパー、ショッピングセンターなどではフットマークが設置され、間隔をあけて並ぶことを促しています。

コロナウィルスの厄介なところは、ウィルスを持っているにもかかわらず症状が出ていない場合です。そのようなケースでは自分は健康体であると思っているため、知らず知らずにウィルスをばらまいてしまっている可能性があります。集団クラスター感染はこのような慢心から発生することもあるため、いかなる状況下でも密になる場所に身を置かず、他者との距離を一定間隔設けて行動することによって自分の身を守ること、それこそがすなわち他者への感染防止にもつながるということになります。

レンタルオフィスにおける3密防止、ソーシャルディスタンス

コロナ禍においてのレンタルオフィスでは、密になりやすいオフィス空間を安心して利用してもらうため、様々な対策に取り組んでいます。たとえば、マスクの着用および検温、うがい、アルコール消毒といった基本対策はもちろん、利用者に不安を与えないためのスペースづくりを行っているところもあります。

どのレンタルオフィスでも必ず取り組んでいるのは清掃・消毒の頻度を増やすということでしょう。人が触れる機会の多い共有部分やオフィス備品、利用後の個室スペースへのアルコール消毒頻度を増加しているレンタルオフィスは非常に増えています。

また、密を防ぐのに効果的な換気も必須です。夏の暑い日々ではエアコン利用の妨げになることもあり、窓を開けたがらない人もいると思いますが、強制的に扉や窓の開閉を行っているレンタルオフィスも中にはあるようです。

さらに、受付や会議室、個室スペースといった人と接するような場所ではソーシャルディスタンスを保てるように、ビニールカーテンの設置や席数の減少、透明アクリル板の設置等を行っているところもあります。ほかにも1回の個室利用人数を減らしたり、利用人数より一回り大きな会議室利用を促したりしながら、限られたスペースの中でのソーシャルディスタンスをしっかりとってもらうことに懸命です。
利用者本人に依存するだけではなく、運営母体であるレンタルオフィス側もしっかりと対策をしなければならないわけです。

ソーシャルディスタンスを確保しているレンタルオフィス

それではソーシャルディスタンスを確保できる(できている)レンタルオフィスの特徴とはどんなものがあるのでしょう?

各部屋に窓がついている

レンタルオフィスの中には個室に窓があるところ・ないところが存在します。窓があれば換気することも自由自在。しかし窓がなければそうもいきません。これからレンタルオフィスを探そうとしているなら、換気ができる窓ありの個室があるレンタルオフィスを見つけるのがおすすめです。

完全密閉型の個室になっている

レンタルオフィスの個室スペースの中には、天井が締まりきっておらず、上部が開放されているところもあります。このような場合、「密室ではないのだから良いのでは?」と思う人もいることでしょう。しかし窓を開けるのとは違って換気効果は薄いですし、隣接する個室利用者がノーマスクで仕事をしていたとしたら、ウィルスが自スペースに蔓延する可能性があります。レンタルオフィス賃料にかけられる費用にもよりますが、できれば完全密閉型の個室がベストです。

不特定多数の人が出入りできないようになっている

個室スペースのみのレンタルオフィスであれば利用人数は限られます。しかしコワーキングスペースやシェアオフィス機能を持つレンタルオフィスの場合、決められた人数以上の利用者がレンタルオフィスに訪れることとなり、結果ウィルス感染する可能性が高くなります。
これからレンタルオフィスを選ぶ予定の方は、コワーキングスペース、シェアオフィス機能を持たない場所を選ぶことでコロナ感染防止につながります。

清掃が行き届いていない

ホームページや契約の際にはしっかりとした清掃対応を行っているとうたっているものの、それほど清掃が行き届いていない、清掃頻度が少ないといったことが実際にはかなりあるようです。そのため、レンタルオフィス契約を検討する際には、清掃状況についてはきちんとチェックしておきましょう。
チェックするポイントとしては、ごみの収集状況やトイレ、会議室や個室の机の手あか、ホワイトボードの消し残しの有無などしっかりしているか確認します。これらの清掃ができていない場合、コロナ対策もしっかり行っているかどうかは疑わしくなります。

無人で清掃や換気をしていない

レンタルオフィスの中には、電話対応は行えるもののスタッフが常にオフィスにいないところも存在します。そのようなレンタルオフィスの場合、週に1回程度の清掃だったり、ごみ捨てや清掃まわりは利用者自身にやらせたりと、管理体制が非常にゆるいのが特徴です。当然ながらアルコール消毒対応や換気といったことはあまり期待できません。

レンタルオフィスを探す際、常駐スタッフや秘書がいるレンタルオフィスであれば、業務上のサポートだけでなく、清掃やコロナ対策への配慮もしっかりと行ってくれます。ホームページに掲載されている情報を鵜呑みにせず、実際に内見した上で話を聞き、管理体制について確認しておく必要があります。

ソーシャルディスタンスを確保したレンタルオフィスをお探しなら「銀座ビジネスセンター」がおススメ

3密回避、またはソーシャルディスタンスをしっかりと保てるオフィスを探している起業家や法人企業の方に、ぜひおススメしたいのが東京銀座にある「銀座ビジネスセンター」です。

「銀座ビジネスセンター」は2000年より銀座で運営を開始し、業界の先駆者として君臨するレンタルオフィスです。

東京メトロの銀座駅からは1~2分、JR有楽町駅から5分、並木通りとみゆき通りが交差する銀座6丁目「銀座風月堂ビル5F」に銀座ビジネスセンターがあります。

この銀座の一等地で450㎡のワンフロアーを使ったバーチャルオフィスと22の個室を時間貸しするサービスを展開しています。

銀座ビジネスセンターが3密回避やソーシャルディスタンスを保てる要因として「常駐秘書による徹底した清掃・消毒」「天井まで壁がそびえる完全個室の環境」「ほとんどの個室に窓があり自由に換気が行える」「予約の状況に応じて利用個室のサイズアップ可能」といったことが挙げられます。

銀座ビジネスセンターは22ある個室を事前に予約した会員のみが利用できます。そのため不特定多数の人間が訪れる場所ではなく、限られたメンバーしか入室することが出来ません。

利用者を絞り込み、しっかりとソーシャルディスタンスを保つための対策を立てられる環境があるからこそ、銀座ビジネスセンターはコロナ禍でも安心して利用できるレンタルオフィスとなっているわけです。

レンタルオフィスを検討している方は、ぜひ一度銀座ビジネスセンターを内見してみることをおすすめします!

筆者お気に入りのレンタルオフィス
レンタルオフィス銀座ビジネスセンター

詳細はこちらまで

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形態 レンタルオフィス、バーチャルオフィス
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